7準備したら飛び出そう/#教養の入り口に参加してきました

身分不相応なことしてるなーって思うことよくあるんです。
先日は勇気を出してイベントに参加してきました。
教養の入り口

教養の入り口とは、スマートニュース社で行われたイベントです。

教養の入り口概要

たくさんの方が訪れていたようで、非常に盛況でした。
僕がこのイベントを知ったのは、前からよく読ませてもらってるブロガーさんのブログで触れられていたからです。
あまりこの種のイベントに参加したことがない自分といしてはガクガクでした。

教養がある人の話

最初は読書家代表のお三方のお話を伺いました。
私自身教養というものに関しては乏しい(教養の定義については話が長くなりそうなので割愛)と考えております。ほんと何もわからない。なのでお三方の話は正直十分理解できていない。正直あまり前のめりに聞くことができませんでした。

とはいえ、もし私がお三方ほど知識豊富だったら、もっともっとぺらぺら話したくなってしまうだろうなと思いました。それを15分に収められてるんだからそりゃすごいことです。


その後のグループワークは

最高に楽しかったです。
ご一緒した方が奇跡的にお話が上手で、どんどん自分の話を引き出してくれました。やはり自分の専門を面白いと言ってもらえるのは嬉しいことですね。

私が推薦した1冊は
ヤノマミ (新潮文庫)
国分 拓
新潮社
2013-10-28

こちら「ヤノマミ」。
私の専門は人類学なんですが、この本じつに人類学的なのです。というのも著者の国分拓さんが行ったヤノマミという部族におけるフィールドワークはなんと150日にも及ぶもの。こんな調査、人類学者にもなかなかできません。

私が面白いと思ったのは、ヤノマミの風習である「子殺し」に出会った著者の姿です。そこには自分の常識を取り払い、ヤノマミを理解しようとしている国分さんでも理解に苦しむ姿がありありと描かれていました。「文化」というものの執拗さを目の当たりにさせられる本です。

アウトプット偏重思考は考えもの

ほんとにみなさん知識豊富で、舌を巻いてばかりでした。お話も理解できる部分は大変面白く、インプットの大切さというのを身に持って感じました。

世の中「アウトプット」の大切さが叫ばれていますが、それは十分なインプットあっての話。最近日々生きてる中で自らがすかすかになる感覚というか、削り取られる感覚があるのですが、インプットが足りていなかったのだと感じます。

人生、勉強だ!