編集力の時代/SEVENTEEN『Don't wanna cry』Picnic live

少し前のことになりますが、SEVENTEEN、カムバックしました!
SEVENTEEN『Don't wanna cry』アコースティックバージョン

まずはこちらの動画をご覧ください。



SEVENTEENの新曲『Don't wanna cry』のアコースティックバージョンです。
原曲を聞いたことがない方は、ちょっとググっといてください。

無駄な音が一切無い、素敵なステージです。
言葉数が少ない分、ひとつひとつの言葉が大切にされてる感じが伝わってきますね。
ちなみにいちばん好きな歌詞は大サビ前の、ウォヌパート。
「半分が無いのに、どうやってひとつとして生きるんだ」です。
書いたのはエスクプスらしい。やるな。

「編集」するのが上手なSEVENTEEN

前々から言ってることではありますが、本当にSEVENTEENはいろんな顔を見せてくれます。
そのひとつとして「曲のアレンジ」があります。今回のアコースティックバージョンもそうです。
アッキンダもマンセもPretty UもアジュNICEもブンブンも、探せば全部彼らによってアレンジされています。

記憶に新しいのはブンブン。横アリLIVEのことです。
通常のBPMよりだいぶ遅めのリミックス。
そこでじっくりメンバーを見せつつ、後半の原曲に戻す。
そこからの疾走感はすごかったです。

全く新しいものを見せられるのとは違って、リミックスだと「この曲をこうしたかー!」っていう感動がありますよね。かつ、全く新しいものを上回る感動があったりもします。
そういった意味で、SEVENTEENって編集するのが上手だよなーと思わされます。
なんていうか、「彼ら」を保ちつつ、「新しい彼ら」を見せつけられてる気がします。

編集力の時代

すごく自分、平凡な人間なんです。
なので死ぬまで「全く新しいもの」って生み出せない気がします。
だって世の中モノと情報の洪水なんですもん。

そんな中で何かを生産していきたいとなったら、やっぱり「既存のモノをどう編集するか」っていう問題になってくるんだなと感じます。自分の得意分野(あるのか?)を持った上で、すこし外の分野に目を向けてみる。すると自分というフィルターを通して、新しいモノが生まれてくるのかもしれません。しれません。